昨日のこと。スタジオ・コンチェルティーノでの藤本一子先生のレクチャーコンサート無事終演いたしました♪
たくさんのお客様がお運びくださり、嬉しかったです。
藤本先生と初めてお目にかかったのは大学生の頃。当時国立音大の図書館の上の階にベートーヴェン研究所という部門があり、そこでアルバイトをさせていただいた事がきっかけでした。もう20年前のことになります。。。👀
先生の音楽と学問への真摯な姿勢にいつも頭が下がります。人の2倍の時間をかけて仕事することをモットーにしていると仰っていたことがありました。丁寧にコツコツと研究されているのがお話を伺うと伝わる分、先生のレクチャーで演奏させていただけることは嬉しいことなのですが、プレッシャーもすごく感じます。でも、歴史のこと、言語のこと、文学のこと、シューマンのこと、いろいろ伺いながら音楽を考えるのが本当に愉しくみのり豊かな時間だと感じます。先生のコンサートに出演させていただくのは数回目ですが、毎回終演するとなんて素晴らしい時間を過ごしたんだと思わされます。今回もたくさんの発見をいただきました。ありがとうございます!
シューマンが託した希望ーー民主革命の敗退を超えて
R.シューマン Robert Schumann(1810-1856)のドレスデン時代と創作ー1848/49年の民主革命ーシューマンのリベラリスムと"ビーネ・リヒター"ードレスデン時代の室内楽の名作ー若い人のための作品ー分岐点としての《歌のアルバム》ー”この暗い日々のあとで”ー新しい創作の段階へー
R. シューマン:ピアノ三重奏第2番へ長調 作品80
《若い人のための歌のアルバム》作品79より
春の歌
春の到着
彼だ
まつ雪草
塔守リュンコイス
ミニョンの歌
ヴァイオリン協奏曲ニ長調WoO1より 第2楽章