武蔵野合唱団さんの定期演奏会に出演させていただきました♪
ジョン・ラター《マニフィカト》と三木稔《レクイエム》という両極端の作品を並べたプログラム。どんな心で歌い分けるのだろうという難しさを感じました。声の使い方も全く違う二つの作品。相当の時間をかけて自分の中にそれぞれの音楽を落とし込まれて全身で表現していらっしゃる印象(しかも暗譜で!)を受けました。
私はラター《マニフィカト》のソロをさせて頂きました。こちらは明るくタッチーな部分もあり楽しく魅力的な作品。マニフィカトはテキストも含めてバッハの作品が自分の中の核あるのですが、ちょっとバッハの言葉の表現の発想に似た部分も見えたり、いろいろな発見があり興味深かったです。声の表現の面では音色やビブラートのコントロールなど最後まで模索したものが本番で見えた景色もあり、嬉しかったです。
武蔵野合唱団の皆様に心からの尊敬とブラーヴォをお送り致します。
久しぶりの共演でしたが、いつもいいタイミングで良い刺激をいただいております。
ありがとうございました。